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見出し過労死等防止対策推進シンポジウムのご案内

過労死等防止対策推進シンポジウムが開催されます。

毎年11月は「過労死等防止啓発月間」です。厚生労働省主催で全国48ヵ所で開催されるシンポジウムでは、「過労死をゼロにし、健康で充実して働き続けることのできる社会」をめざし、各地において各方面の専門家の講演、ご遺族の声、セミナー、事例報告等が行われております。

 

→ 過労死等防止対策推進シンポジウム

 

2022年、山口県岩国市の会場にて講演をすることとなりました。

(参加無料・事前申込となっております)

 

過労死とハラスメント

「過労死」という言葉は、1978  年日本産学衛生学会『過労死に関する研究』報告、2001年オックスフォード大学出版局が刊行する辞書に「Karoshi」と登録し、日本の雇用環境を表現する言葉として認識されるようになりました。近年、過労死(過労自殺)の背景には、労働時間のみならず、職場におけるハラスメントが大きく関わっている事例が多く報告され、ハラスメント防止への意義が広く認識されるようになりましたが、未だ労働問題で悩み、苦しんでいる人々がいる状況にあり、今後、さらに「何が課題なのか」「どんな対応をすればよいのか」等、シンポジウムを機会に一緒に考えてみましょう。

「パワハラ防止」法が施行されました

わが国でも2020年6月1日パワハラ防止法が施行され、2022年4月1日からは中小企業も義務化されました。また、ハラスメントによるうつ病等の増加に対処するため、パワハラ防止法施行にあわせて、2020年6月1日、精神障害による労災認定の基準の改正が行われ、新たに「心理的負荷評価表」に、パワハラの類型基準が設けられています。「変わらなければならないのは、パワハラや性暴力を許容し続ける社会だ!」(「フラワーデモ」などの参加者の声)に代表されるように、この法律の成立により、本格的なハラスメント防止法制の時代に入ったといえます(しかしながらハラスメント防止は、事業主の措置義務等とされ、ハラスメント自体を禁止する法規の不在等があり、今後実効性の強化が課題といえます)。

基調講演のご案内

下記の予定で講演を致します(参加者数に制限がある場合がございます)。

 

岩国会場:2022年11月16日(水)13:30~15:30 → 終了しました。